「お中元」の起源

 こんな話が載っていました。ちょうど今がお中元の時季ですが、古くからあった親孝行の考えが原点として今に伝わっているようです。

 普段はどんな歴史がある習慣なのか、ということをわざわざ考えることはあまりないと思います。

 昔むかし、親孝行には大変な手間ひまがかかっていた頃のことを知れば、自分の親や先祖のことに思いを馳せる、そんな気持ちが湧いてくるのではないかと思います。


 『鯉(こい)を求める継母のために凍った川の上に裸で伏し、氷をとかして鯉を取ったのは中国は晋の王祥だった。その孝行話を聞いて母親に「鯉がほしいだろう」と聞くが、「川魚は嫌い」と言われてしまうのが落語の「二十四孝」の八五郎だ▲その昔は「親孝行は魚」が定番だったらしく、お盆のころに子が父母に魚を贈る「生御霊(いきみたま)」という習慣があったという。祖霊の供養ばかりでなく、存命中の親にも孝養を尽くすべきだという考えにもとづくそうだ。実はこれが贈答儀礼としてのお中元の起源といわれる▲武家で中元に刺し鯖(さば)といわれる塩干しの鯖を贈ったのもその流れのようだ。川が凍る季節ならばともかく、よりによってこの時季の魚の贈答だ。鯉は生きたままだろうし、鯖の保存もさぞや大変な気遣いをしたに違いない・・』<毎日新聞「余録」2010/07/06付から>



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